宮津市議会 2017-08-30 平成29年第 3回定例会〔9月定例会〕(第1日 8月30日)
文化財保護については、成相寺旧境内が山岳寺院遺跡として、国史跡の指定を受けるとともに、丹後国府の中心地と推定される安国寺遺跡の発掘調査を行いました。 次に、健康増進と福祉の推進についてであります。
文化財保護については、成相寺旧境内が山岳寺院遺跡として、国史跡の指定を受けるとともに、丹後国府の中心地と推定される安国寺遺跡の発掘調査を行いました。 次に、健康増進と福祉の推進についてであります。
成相寺旧境内につきましては、現在の境内の背後に広がります寺院跡で、京都府北部を代表する山岳寺院でございます。この重要遺跡の保護及び活用に向けて、平成21年度から遺跡範囲の解明と測量図の整備事業を実施しておりますが、今般、国及び京都府から現境内地を含めた形での史跡指定の可能性を示されたことから、このデータ収集のために、測量範囲を拡大するものでございます。
弥生時代の方形貼石墓や古代・中世の遺構・遺物が多数出土した府中地区難波野遺跡と、奈良時代から中世の山岳寺院である成相寺旧境内においては、遺跡の範囲、内容を確認するため発掘調査を実施することとしており、丹後国府が所在し、古代丹後国の政治・文化の中心であった府中地区の歴史文化遺産の新たな発見を通じ、天橋立の世界遺産登録に向けての登録資産の拡充につなげてまいります。